いよいよ、始動。

午後より仙台に赴き、会社設立のための第一歩を踏み出しました。
いよいよ、です。

振り返れば。
東日本大震災の後、福島県で恐るべき事故が発生し、
「エネルギーも食料も自給自足できるようになりたい」
と、里山への移住を決心し、その後「地域おこし協力隊」の制度を知り、応募したところご縁あって栗原市花山に赴任することができました。

居住地として紹介された古民家を一目見て、
(ここに永住したい!)と即断してしまい、農業の経験も、将来構想もないまま任期が過ぎていったのです。
当初、
「農家民宿を手がけたい」
と、考えていましたが、仙台市内で建設業を経営する父親から、
「お前だけがこの地域で潤って良いのか?もう40なんだから、この花山全体のことを考えろ」
と諭され、目からウロコが落ちる思いをしました。

平成25(2013)年正月に、親父が、
「花山で太陽光発電をはじめよう」
と言ったときは、私も、家族も半信半疑でした。しかし、親父は猛烈な速さで手続きを進め、あれよあれよと言う間に条件を整えていったのです。
平成26(2014)年夏には名取市で県内初の営農型太陽光発電を稼働。
並行して、ここ花山でも太陽光発電を設置すべく、関係機関と協議を重ねていったのです。
当初、花山でも名取同様、営農型を想定していました。
しかし、私自身農業の経験がないことに県が難色を示し、結果的に農地を転用し、地目変更した上で発電設備を設置することになったのです。

その手続きの変更が生じたため、当初着工時期より約半年遅れています。
現在その許可を待っている段階です。
その時期が-4月末。
申請したのが昨年8月上旬でしたから、長い。本当に長かったです。

まだ許可を得ていないので会社を設立するのには早い、と思われるかもしれません。
しかし、急ぐのには理由があるのです。

それは、設立日を「3月11日」にするため。
「あの日」を忘れないため。
原子力発電が事故を起こした場合、人々に、地域に、環境に、気の遠くなるような時間をかけないと収束できない、だから私たちはもう原子力に頼らなくても良い社会を作り出したい。
その第一歩が太陽光発電であり、自給自足できる地域づくりだと思う。

過疎化・高齢化が進む花山地区だけれども、ここから始める取り組みが、いつか全国に広がり、首都圏から里山に人口が還流するきっかけとなって欲しい。

そのために、会社を設立するための第一歩を前に、前に出しました。

この記事へのコメント

  • 菊池

    はじめまして。大崎市在住の菊池と申します。
    宮城県内の営農型太陽光発電を調べていて、貴ブログを拝見いたしました。
    もしよければお話を聞かせていただけませんでしょうか。
    2016年08月09日 10:52
  • 管理人

    菊池様

    返信遅くなってしまい、誠に申し訳ございません。

    小生でよろしければわかる範囲でお話しさせていただければ、と思います。

    どうぞ宜しくお願い申し上げます。
    2016年08月23日 14:38
  • 菊池

    お返事いただきありがとうございます。
    捨てアカ作りましたので、まずはこちらのアドレスにメールいただけますでしょうか。
    2016年08月28日 22:30